男性アラサーでの結婚は遅い？普通？
結婚適齢期という概念が薄くなり、結婚はいつすべき？とかえって思い悩んでしまうでしょう。両親や同僚、上司への結婚報告のタイミングで相手からかえってくる反応も様々です。
特に男性の場合、結婚は遅い方がいいという言葉もあるほどですから、なかなかタイミングを計りかねるでしょう。
ただ安易に先延ばしすることで、チャンスを逃すこともあるのでくれぐれも注意しましょう。
20代後半は早く、30代前半は普通という曖昧な価値観
20代はまだまだ半人前、30代はやっと一人前、40代は働き盛りと言われ、男性は仕事をするうえで結婚をどのタイミングに織り込むか悩みどころです。
20代で結婚をした場合、たとえ28歳、29歳と30歳が間近にある場合でも、周囲からは「早い」と言われることが多いでしょう。かといって30代も半ばに近づくと「まだか？」と言われます。
この微妙な表現には明確な根拠がないので、あえて意識をしたり、相手の反応を気に掛ける必要はありません。
結果的には結婚はおめでたいことなのですから、周囲からは祝福もやっかみもどちらも寄せられるのだとおおらかに受け止めておきましょう。
仕事だけでなく、家事、育児を担うには若さと体力も必要
結婚というイメージは、妻の手料理と可愛らしい子供というイメージを誰もが思い描くでしょう。
もちろんこのような場面が結婚をすることで実現することも事実です。しかし反面では、共働きが必須と言われる現代では男性も女性と同等に家事、育児を担わなければなりません。
場合によっては朝の出勤前に保育園に立ち寄り、子供の送迎を担当することもあるでしょう。
このような生活を続ける中では、精神的な面だけでなく体力的な余裕も欠かせません。
アラサーという年齢であれば、まだまだ頑張り次第で乗り切ることが出来るでしょう。しかし後5年、10年と年齢を重ねることで次第に体力的な余裕がなくなることは当然予測出来ることです。
余裕がなくなることで、夫婦間の関係性が悪化することもあります。だからこそアラサーの今結婚をすることは決して早い事ではないと実感出来るでしょう。
女性は晩婚化思考、男性は早婚が増加
以前は女性ほど早い年齢での結婚を望んでいたと言われていました。20代前半、社会人を数年経験し専業主婦を希望するという事を公言する風潮もありました。しかし今の時代は女性側が晩婚化を望む傾向があります。
仕事で安定した地位につくまで、一定額の貯金が出来るまでなど様々な理由があります。中には30代後半での出産を計画し、それまでは仕事に没頭したいという方もいます。
ただ年齢が上がることで、妊娠の可能性が各段に低下します。医療の発展だけでは解決できない問題も多々あります。必ずしも計画通りに物事が進むものではありません。もし結婚後に子供を望むのであればお互いに早い年齢であることがより確実に実現出来るという事は念頭においておきましょう。
アラサーまでには結婚相手候補を見つけておきたい
今や女性も仕事を持ち、キャリアを意識する時代です。大学を卒業し、就職をし、一人前と呼ばれるまで仕事を続けるには20代での結婚をためらうこともあるでしょう。
なかには結婚がキャリア路線からの離脱を意味する職場もあります。
以前に比べ結婚のタイミングは早ければはやいほどいいという時代ではありません。
ただ結婚を前提に交際をする相手、具体的な結婚の話題を出せる相手、入籍はまだ先の予定でも同棲をしている相手がいることは理想的なことです。
お互いが仕事やプライベートを充実させつつ、ベストだと思える結婚のタイミングを調整すればいいのですから、精神的な余裕をもちながら、仕事に打ち込むことが出来るでしょう。
アラサーで結婚相手候補がいない場合は？
アラサーでの結婚を実現するためには、学生時代もしくは就職直後の出会いを結婚にまで結びつける必要があります。
でも学生から社会人になるタイミングは人生の大きな転機ですから、なかなか恋愛に没頭できないということも多いでしょう。
気が付けばアラサーになった今、結婚を意識出来る相手がいない、交際経験がない、もう何年も交際相手がいない・・・とふと我に返ることもあります。
そのような時は、ためらうことなく「婚活」をスタートしましょう。
まだアラサーだからと余裕を持ってはいけません。
初対面の相手と知り合い、交際を続け、結婚に向け両家の挨拶をかわしと段取りを進めることで気が付けばすぐに数年が経ってしまうでしょう。
出会いから交際までの間で時間がかかってしまうようでは、気が付けばアラフォーもすぐ間近にせまってきています。
結婚は30代前半までがラストチャンスだと言われています。年齢が上がることで給与や社会的な地位は上がるものの、結婚の可能性は急降下します。
「いつかは結婚を・・・」と悠長に構えることなく、すぐに行動を開始しましょう。
