
結婚相談所のトラブル事例を徹底解説!損をしない選び方

「結婚相談所 トラブル」で検索されたということは、真剣に婚活を考えているからこそ、「失敗したくない」「後悔したくない」という強い思いがある証拠です。料金が高いのに成果が出ないのではないか、担当者と合わなかったらどうしよう、悪質な業者に騙されたら…。そういった不安を抱えるのは当然のことです。この記事では、あなたの婚活が安全に進むよう、トラブルの実態、安全な相談所の見分け方、万が一の時の具体的な対処法までを、運営側だからこそ知っている視点から徹底解説します。
\ あなたの希望 + 結婚前向き = どんな人? /
この記事を監修した人

婚活カウンセラー 塚谷明美
新卒で証券会社に入社し5年勤務。その後、結婚し専業主婦歴15年。子供も大きくなった為再就職。
外資系の教育のプログラムのトレーナーとして、3万5千人の受講生とカウンセリング&指導をし、その方が“人生の目的を達成する”と言う技術を教える仕事に従事してきました。いろいろな方の人生にかかわらせていただく中で、“人生のパートナーがいるということは、人生の充実度、心の平安、喜び、幸せ、全てに通じている”と思い、結婚相談所の世界に転職しました。
最良のパートナーとお出会いになられるまで、誠実にサポートさせていただきます。
目次
「結婚相談所のトラブル」は特別なことではない?その実態と業界の安全性
もしあなたが「結婚相談所って危ないのかな?」と不安を感じているなら、まず知っていただきたい結論があります。それは、トラブルの多くは「悪質な業者」と「期待値のズレ」のどちらかに起因しており、大半のまともな相談所では予防と対応の体制が整っているということです。この章では、業界全体で実際にどのくらいの相談があるのか、そして、あなたが避けるべき「悪質な業者のパターン」を客観的なデータに基づいて把握し、漠然とした不安を解消しましょう。
国民生活センターに寄せられる「結婚相手紹介サービス」の相談件数
漠然とした不安を抱えるより、まず客観的なデータで現状を把握しましょう。国民生活センターに寄せられる「結婚相手紹介サービス」に関する相談件数は、2018年度以降、年間で1,000件前後で推移しています。これは、数多くの相談所が運営され、多くの人が利用していることを考慮すれば、極端に多い数字ではありません。
参照元: 独立行政法人 国民生活センター「結婚相手紹介サービス」に関する相談の件数推移
相談の多くは、以下の3つの論点に集約されます。
- 契約・料金に関するトラブル: 中途解約時の返金ルール、追加オプションの請求など。
- サービスに関するトラブル: 希望通りの紹介がない、担当者とのコミュニケーション不足など。
- 会員間のトラブル: プロフィール詐称、マナー違反、交際中の音信不通など。
つまり、不安の焦点は、「悪質な相談所を避けること」と「契約内容と期待値を事前にすり合わせること」に絞られるのです。
安全な結婚相談所の「透明な運営プロセス」とは?
「悪質な業者を避ける」とよく言われますが、「まともな相談所が具体的に何をしているか」を知らないと、その見極めは困難です。安全な相談所は、あなたの不安を解消するために、以下の運営プロセスを徹底的に開示・実行しています。
| 運営プロセス | まともな相談所が実施していること | トラブル予防効果 |
| 会員資格の確認 | 独身証明書、学歴証明書、年収証明書 の提出を義務付け、原本または厳格なコピーで確認する。 | プロフィール詐称のリスクをほぼゼロにできる。 |
| クレーム・違反対応 | クレーム・苦情の対応フローが明確。違反会員(マナー違反、音信不通など)に対しては、注意、活動停止、強制退会 の明確なルールがある。 | 会員間のトラブルや不満を早期に解決し、会員の質を維持できる。 |
| 成婚退会の定義 | 「成婚」の定義(プロポーズ、真剣交際終了など)と、それに伴う退会・清算ルール を契約前に明示している。 | 契約終了時の金銭トラブルを回避できる。 |
| 料金の透明性 | 月会費、成婚料、オプション、休会時の費用など、活動にかかる全費用 を契約書に詳細に記載し、口頭だけでなく書面で説明する。 | 不透明な追加請求のリスクを排除できる。 |
婚活中ユーザー別!よくある「期待値のズレ」から生じるトラブル回避術
結婚相談所での活動中、「サービスへの不満」だと感じていたことが、実は「期待値のズレ」だった、というケースは少なくありません。特にユーザーの属性によって、抱えがちな不安の傾向が異なります。この章では、属性別の「よくあるモヤモヤ」を知り、事前に期待値を適切にコントロールする方法を解説します。
属性別に見る「よくあるつまずき」と「決めておくべき基準」
| 属性 | よくある不安・モヤモヤ | トラブル回避のために決めておくべき基準 |
| 30代前半・男性 | 高額プランを勧められたが、本当に紹介数が多いのか不安。 | 「お見合い成立数の保証」や「返金条件」を契約書で確認する。目標とする活動期間と費用対効果を冷静に比較する。 |
| 20代後半・女性 | 希望通りの高収入・高学歴の男性と、なかなかお見合いが組めない。 | 「希望条件」と「自分の市場価値」をカウンセラーと正直にすり合わせる。紹介されるお相手の平均年収層を事前に確認しておく。 |
| 再婚希望者 | 再婚理解者や子持ちに理解ある人との出会いが少ない。 | 「再婚・子持ち理解者」が何人いるか ではなく、「専用の検索機能があるか」や「カウンセラーが専用のサポート実績があるか」を確認する。 |
【行動量の目安ガイド】 入会後3ヶ月間で、毎月3〜5人への申し込み、かつ、1〜2件のお見合いが組めていない場合は、活動の方向性がズレている可能性があります。この段階で「紹介されない」「相手から断られる」といった不満が出るなら、担当者にプロフィール写真・自己PRの改善を強く依頼すべきラインだと判断しましょう。
【万が一の時も安心】トラブルが起きた後の具体的な「打ち手」と相談先
トラブルを避けることが一番ですが、万が一不満やトラブルが発生した場合、「どう動けばいいか」を知っておけば、焦る必要はありません。「担当者に相談しましょう」で終わらせず、エスカレーション(上位部署への相談)から外部機関の利用まで、具体的なステップを整理します。
STEP
相談所内でのエスカレーションフロー
担当者との相性が悪い、連絡が滞っている、サービスの不履行(紹介が約束より少ないなど)を感じた場合は、まずは相談所内の「上位責任者」に相談しましょう。
- 担当者への相談: 最初に具体的な不満点や改善してほしい点を整理して伝えます。
- 責任者・本部への相談: 担当者で解決しない、あるいは担当者自身に不満がある場合は、「チーフカウンセラー」「店長」「本部(本社)の苦情窓口」などに、時系列と具体的な事実を添えて文書やメールで相談します。
STEP
中途解約・返金に関する具体的な判断軸
クーリングオフ期間(契約書面を受け取った日から8日以内)を過ぎた場合でも、「特定商取引法」に基づき、中途解約と返金が可能です。
返金交渉の余地がある主なケース:
- 役務提供開始前: サービス開始前であれば、解約手数料(最大2万円)を差し引いた全額が返金されます。
- 役務提供開始後: すでに支払った金額から、「提供済みのサービス対価」と「上限2万円(または契約残額の20%の低い額)」の解約手数料を差し引いた残金が返金されます。
- 【ポイント】 返金対象額を自分で計算し、相談所の提示額と比較する判断軸を持っておくと交渉がスムーズです。
STEP
外部機関への相談の流れ
相談所内で解決が難しい、または不誠実な対応が続く場合は、以下の外部機関を頼りましょう。
- 消費者ホットライン(局番なしの188): 最寄りの消費生活センターにつながります。契約書、料金明細、相談所とのやり取りの履歴(メールなど)を整理し、「いつ、どこで、何を、いくらで契約し、どんな不満があるか」を明確に伝えましょう。消費生活センターは中立的な立場で、事業者へのあっせん(仲介)を行ってくれます。
- 各連盟の相談窓口: 相談所が加盟している連盟(※日本結婚相談所連盟、日本ブライダル連盟など)にも、それぞれ倫理規定と相談窓口があります。加盟連盟の規約違反が疑われる場合は、こちらに相談するのも有効です。
「結婚相談所のトラブル」に関するQ&A
- 「プロフィール詐称」はなぜ起きるのですか?また、どう見抜けますか?
ほとんどのまともな結婚相談所は、独身証明書や年収証明書などを入会時に原本確認しています。それでも詐称が起きるのは、証明書が不要な「マッチングアプリ」や「審査の甘い相談所」に紛れ込んでいるケース、あるいは会員が活動中に転職などで年収が変わったのに報告しないケースです。
【回避策】 独身証明書だけでなく、「年収証明書や学歴証明書の提出を義務付けているか」を契約前に確認しましょう。活動開始後、お見合いで年収や職業について具体的な話が矛盾していると感じたら、担当者に「証明書に記載されている内容と事実が異なるようだ」と報告すれば、相談所側が規約に基づき確認してくれます。
- 担当者(カウンセラー)と相性が悪いです。変更は可能ですか?
ほとんどの結婚相談所で変更は可能です。担当者との相性は、婚活のモチベーションに直結する非常に重要な要素です。担当者変更を希望する際は、「具体的にどんな点でサポートが不足していると感じるか」「新しい担当者にはどんなサポートを期待するか」を明確に伝え、責任者や本部に相談しましょう。担当者変更を拒否したり、改善の姿勢が見られない相談所は、サポート体制に問題がある可能性が高いです。
- 「活動が長期化しても紹介数が少ない」のはサービス不履行に当たりますか?
契約書に「毎月最低〇人紹介」などの具体的な紹介人数が明記されていれば、それを下回るのはサービス不履行(契約違反)に当たる可能性が高いです。しかし、多くの場合、「あなたの希望条件に合うお相手を随時紹介する」といった曖昧な表現になっています。
【判断基準】 契約書に人数保証がない場合でも、入会から数ヶ月経っても申し込みの紹介もない場合は、「希望条件のミスマッチ」「プロフィールの問題」「担当者のサポート不足」のいずれかです。まずは担当者に具体的な改善案(プロフィールの手直し、条件の緩和提案など)を求めてください。その提案や改善策が全くない、あるいは無視される場合は、サポート不履行として責任者にエスカレーションしましょう。
- 仮交際中に相手から突然「音信不通」になりました。どうすればいいですか?
これは会員間のトラブルで最も多い事例の一つです。結婚相談所では、会員同士の連絡先交換は基本的に承諾の取れた仮交際中に限定されています。そのため、音信不通になった場合は、個人で解決しようとせず、必ずすぐに担当者に報告してください。 担当者から相手の相談所(または担当者)に連絡を取り、状況を確認してくれます。
- まともな相談所の場合: 音信不通はマナー違反と見なされ、相手側には注意が入ります。「交際終了なら正式に伝えましょう」と促され、終了の意思確認ができます。
- 【注意】 会員が直接連絡を取ろうとすると、かえってトラブルや感情的なこじれの原因になるため、必ず担当者に仲介を依頼しましょう。
- 担当者から「このオプションに入らないと成婚できません」と強引な勧誘を受けました。
悪質な勧誘の可能性があります。特定のオプションに入らないと成婚できないということは、絶対にありません。 結婚相談所は「特定商取引法」の規制対象であり、契約の勧誘時に威圧的な態度を取ったり、契約を断った人に対して再勧誘したりすることは禁止されています。
【対処法】 その場で契約せず、「一度持ち帰って検討します」と断りましょう。しつこい場合は、責任者に「強引な勧誘を止めてほしい」と抗議し、それが改善されない場合は、速やかに消費生活センター(188)に相談してください。
【まとめ】トラブルの不安を自信に変える!あなたにとって最良の相談所選び
結婚相談所のトラブルが気になるあなたは「安全で確実な環境で真剣に婚活したい」という証拠です。この記事で見てきたように、トラブルの多くは回避可能ですし、万が一の際の対処法も明確にあります。
- 回避の鍵は「透明性」: 料金、証明書確認フロー、クレーム対応ルールを「書面で、具体的に」開示できる相談所を選びましょう。
- 解決の鍵は「エスカレーション」: 担当者との相性が悪くても、責任者や外部機関に相談するルートがあることを忘れずに。
あなたの婚活が不安なく、前に進むことを心から願っています。
P.S. 私たち結婚相談所フィオーレも、ここで解説したような透明性の高い運営と、会員様お一人おひとりの期待値に合わせたきめ細やかなサポートを徹底しています。もしあなたが「プロフィールの質」「カウンセラーとの相性」にこだわるなら、ぜひ一度、私たちの無料相談で「あなたの希望条件なら、当社の会員様の中でどのような方がどのくらいいるのか」を客観的に確認してみませんか?
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