マッチングアプリの「ヤリモク」を見抜く！真剣な出会いのための完全安全対策

2025年11月10日

「マッチングアプリに遊び目的（ヤリモク）の人がいるのでは？」と不安を感じ、真剣な婚活のスタートをためらっていませんか。特に、時間と労力を無駄にしたくないと考える婚活層にとって、「騙されたくない」「怖い経験を避けたい」という不安は深刻です。しかし、適切な知識と対策を身につければ、ヤリモクユーザーを回避し、真剣度の高い相手と出会う確率は格段に上がります。このコラムでは、ヤリモクを見抜く具体的な方法から、万が一の際の安全対策、安心して婚活できる環境の選び方までを徹底解説します。

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この記事を監修した人

結婚相談所フィオーレ京都四条烏丸店

婚活カウンセラー 　丸田真子

ブライダルから結婚相談業に関わり20年、今日まで沢山のお客様の幸せのお手伝いに携わってまいりました。
仲人業は天職だと思っております。大好きなこのお仕事に誇りを持ち、婚活を通してお客様とふれあいながら、何でもご相談いただき、大切なお客様に笑顔になっていただきたい、そう思っております。

マッチングアプリの「ヤリモク」は存在する。回避すれば真剣な出会いは可能です

「マッチングアプリはヤリモクばかり」という声を聞くと、「本当に結婚相手を探せるのだろうか」と心配になりますよね。実際に、アプリ利用者の中には遊び目的のユーザーが一定数存在します。

「ヤリモク」の割合は？アプリの利用目的に関する実態

マッチングアプリの利用目的に関する調査結果を見ると、男性は「恋活・婚活」をメインとしながらも、「遊び・デート相手探し」といったカジュアルな出会いを求める割合が女性よりも高い傾向があります。

ある調査では、マッチングアプリの利用目的で「遊び・デート相手探し」と回答した男性の割合は27%、女性の割合は15%でした（株式会社コレックホールディングス調査より）。

このデータが示す通り、遊び目的のユーザーは一定数存在しますが、同時に全体の利用目的で「恋活や婚活などの真剣な恋人探し」が53%と最多であることも示されています（同調査より）。つまり、真剣な目的で利用しているユーザーが圧倒的多数なのです。大切なのは、あなたの貴重な時間を奪う遊び目的のユーザーをいち早く見分け、安全に回避する知識を身につけることです。次の章から具体的な見分け方を解説します。

「ヤリモク」の傾向を知る！プロフィールとメッセージで見抜く見分け方

「この人、真剣なのかな？それともヤリモク？」とメッセージ中に疑念が生じると、その後のやり取り自体が苦痛になります。効率的な婚活を進めるためにも、会う前に危険な相手をスクリーニングすることが極めて重要です。ここでは、多くの遊び目的ユーザーに共通する、プロフィール文やメッセージ交換における具体的なサインを知り、見抜く力を養いましょう。

プロフィール文で「ヤリモク」を見分けるサイン

サインの項目	具体的な特徴	真剣度が低いと判断する理由
自己紹介文の記載内容	極端に短い、または「刺激が欲しい」「楽しい人募集」など目的が曖昧な表現が多い。	真剣な相手は、価値観や結婚観など、詳しく自分を知ってもらうための情報を積極的に記載する。
写真の雰囲気	露出が多い、派手な生活をアピールする写真、または顔が不鮮明で別人に見えるほどの加工。	誠実さや安心感よりも、性的な魅力や表面的な魅力をアピールする傾向が強い。
結婚への具体的な意欲	「良い人がいれば」程度の曖昧な記載、または結婚願望に関する項目が未記入。	真剣に婚活する層は、「○年以内には」など、具体的な意欲を明確に示すことが多い。
職業・年収の曖昧さ	職業が「自営業」「自由業」など漠然としている、または年収が極端に現実離れしている。	詳細な情報開示を避ける傾向があるか、業者・詐欺である可能性も考慮する必要がある。
「ヤリモクNG」などの記載	逆に「遊び目的お断り」とあえて記載している。	相手の警戒心を解くための心理的な誘導や、自身の目的を隠すためのカモフラージュの可能性も。

メッセージ交換で「ヤリモク」を見抜く危険な傾向

メッセージのやり取りは、相手の真剣度を測る最も重要なフェーズです。

危険な傾向	具体的な行動パターン	婚活層が避けるべき理由
「会いたい」を急ぐ	マッチング直後やメッセージ数回で、早急に会うことや連絡先交換を求めてくる。	相手の内面を知るプロセスを軽視しており、体の関係を目的としている可能性が高い。
デートの誘い方	初回から夜遅い時間を指定する、バーや個室、自宅周辺などの密室空間を提案する。	相手の判断力を低下させ、自分の都合の良い展開に持ち込もうとしているサイン。
質問の内容	趣味や仕事、将来観といった内面よりも、休日の過ごし方や住んでいる場所など、会うための情報ばかりを聞いてくる。	あなたという人間ではなく、「会えるかどうか」にのみ関心がある。
会話の具体性の欠如	メッセージが短文、内容は薄いが返信テンポは速い、質問に対して具体的な回答を避ける。	真剣な関係を築くためのメッセージではなく、単なる手段として利用している。

「ヤリモク危険」を避けるための具体的な自己防衛策と断り方ノウハウ

「怖い経験」を避け、自分のペースで婚活を進めるためには、具体的な自己防衛策と、万が一の際に備えた断り方のノウハウを知っておくことが不可欠です。これらの知識は、あなたの精神的な負担を軽減し、自信を持って婚活に取り組む助けとなります。

安全を最優先にする「マッチング後」の行動計画

フェーズ	具体的な自己防衛策	危険回避のためのポイント
デート場所の決定	必ず昼間の時間帯、駅直結のカフェや人通りの多い商業施設を選ぶ。	初回デートで密室（カラオケ、車内、個室居酒屋）は絶対に避ける。飲酒も極力控える。
友人・家族への共有	会う日時、場所、相手のプロフィール画面を信頼できる第三者に必ず伝えておく。	スマホの充電は常に満タンにし、いざという時にすぐに連絡できるよう準備する。
真剣度の確認	会話の中で、結婚観や将来の目標について具体的な質問を投げかけてみる。	ヤリモクユーザーは具体的な将来の話になると口ごもったり、話を逸らしたりする傾向がある。
別れ際	帰宅経路は教えない。駅までなど、多くの人がいる場所までで別れる。	しつこい誘いには、「終電が近い」「次の予定がある」など、明確な理由で毅然と断る。

安心して自分の意思で「ヤリモク」を断る定型文例

しつこい誘いがあったり、目的が違うと感じたりした場合、角を立てずにきっぱりと断るメッセージ例を参考にしてください。

夜の誘いや密室への誘導への返信例:「お誘いありがとうございます。ただ、まだお互いのことをよく知らない段階ですので、夜のお食事や密室は控えさせていただきたいです。次回は昼間のカフェでゆっくりお話ししませんか。」
相手に真剣度がないと感じた場合の断り方:「〇〇さんとお話しできて楽しかったのですが、私とは少し結婚観・価値観の違いを感じました。真剣に婚活をしているため、今回は誠に勝手ながら、ここまでにさせてください。短い間でしたが、ありがとうございました。」
ヤリモクの誘いを強引に受けた際の断り方:「誠に申し訳ありませんが、そういった目的でアプリを利用していません。利用規約にも反するため、そのような誘いはやめていただけますでしょうか。これ以上続くようであれば、運営に通報します。」

「マッチングアプリ不安」を解消！運営の安全対策とサポート体制の重要性

真剣な婚活をしたい人にとって、アプリの「安全機能（本人確認・監視体制）」や「怪しいユーザーへの運営の対応内容（凍結・警告等）」といった安心材料は不可欠です。ヤリモク遭遇のリスクを下げるためにも、利用するアプリの安全対策がどれだけ厳格かを事前に確認しましょう。

婚活を支えるアプリの安全機能とサポート体制

機能・体制	運営の対応内容とユーザーへのメリット
厳格な本人確認・年齢確認	公的身分証明書を用いた年齢確認に加え、本人確認を必須としている。
24時間365日の監視体制	専門スタッフがプロフィール、投稿、メッセージ内容を巡回・監視している。
通報・ブロック機能の充実	ユーザーが不審な相手を簡単に通報でき、運営が通報内容に基づき審査・対処する仕組み。
警察・外部機関との連携	ロマンス詐欺や犯罪被害を未然に防ぐため、公的機関と連携し注意喚起や情報共有を行っている。
サポート窓口の明確化	問い合わせフォームだけでなく、相談窓口が明確に設けられている。

もし怪しいユーザーに遭遇したら？具体的な通報手順

証拠の確保: 迷惑なメッセージや不適切なプロフィールの画面をスクリーンショットなどで保存する。
ブロック: まずは相手からの接触を遮断するため、ブロック機能を利用する。
通報: アプリ内の通報機能（レポート機能）を使い、具体的な状況を運営に報告する。この際、証拠の提出が可能な場合もあるので、指示に従う。
問い合わせ: 通報だけでなく、サポート窓口にも個別に詳細な状況を伝え、今後の対応について相談する。

「ヤリモク回避」に特化したマッチングアプリ選びの基準

ヤリモクを効率よく回避し、真剣な婚活を成功させるためには、アプリの「真剣度」に着目して選ぶことが重要です。アプリの設計自体が、遊び目的のユーザーを自然に排除するようになっているかを確認しましょう。

アプリ選びの基準	真剣度が高いと判断できる理由
アプリの目的設定	「恋活」よりも、明確に「婚活」を主目的としているか。
料金体系	男女ともに費用が発生する有料会員制度を設けているか。
プロフィールの充実度	趣味や価値観だけでなく、結婚観や家族構成など、具体的な情報入力が必須となっているか。
独身証明などの提出機能	オプションで独身証明書や年収証明書を提出できる機能があるか、またその提出率が高いか。
ログイン頻度・アクティブ率	最終ログイン時間が表示されることで、非アクティブなユーザーを避け、真剣に活動している人を選べるか。

特に、男女ともに料金を支払う設定のアプリは、金銭をかけてでも真剣に出会いたい人が集まりやすく、遊び目的のユーザーが参入しにくい傾向があります。

「マッチングアプリヤリモク」に関するQ&A

マッチングアプリの男性利用者に占めるヤリモクの割合はどれくらいですか？: アプリの種類や調査機関によって異なりますが、ある調査では、男性の約27%が「遊び・デート相手探し」を目的としているというデータがあります。一方で、「恋活や婚活などの真剣な恋人探し」を目的とする人が最も多いこともわかっています。真剣度の高いアプリを選ぶことで、ヤリモクユーザーとの遭遇率を下げることは可能です。
ヤリモクではないのに、ヤリモクだと誤解されないための注意点はありますか？: あなたのプロフィールに、真剣な結婚願望や将来の目標を具体的に書きましょう。写真も露出を避け、清潔感のある自然なものを選んでください。メッセージでは、内面的な質問を多くし、会うまでに時間をかけることで、誠実さが伝わり、誤解を防ぐことができます。
「ヤリモクNG」とプロフィールに書いている人ほど怪しいというのは本当ですか？: 一概には言えませんが、警戒心を解くためにあえて記載しているケースも存在します。真剣な人は、プロフィール全体から滲み出る雰囲気で誠実さをアピールすることが多いため、言葉だけで判断せず、プロフィール全体やメッセージの内容を総合的に見て判断することが重要です。
実際に会った後、ヤリモクだと気づいた場合、どう断れば良いですか？: まずは、相手の誘いを曖昧にせず「申し訳ありませんが、私とは目的が違うようです」と、きっぱりと辞退の意思を伝えましょう。帰宅後はすぐにブロックし、アプリの運営に通報します。相手からの連絡がしつこい場合は、一切返信せず、身の安全を最優先にしてください。
マッチングアプリで真剣な人に出会うのはやはり難しいのでしょうか？: 難しいわけではありませんが、努力と知識が必要です。本コラムで紹介したように、ヤリモク回避の知識と、真剣なユーザーが多いアプリ選びの基準を実践してください。もし、アプリでの見極めに疲れたり、もっと効率的かつ安全に婚活を進めたいと感じたりしたら、次のステップを検討するタイミングかもしれません。

Q1. マッチングアプリの男性利用者に占めるヤリモクの割合はどれくらいですか？

A1. アプリの種類や調査機関によって異なりますが、ある調査では、男性の約27%が「遊び・デート相手探し」を目的としているというデータがあります。一方で、「恋活や婚活などの真剣な恋人探し」を目的とする人が最も多いこともわかっています。真剣度の高いアプリを選ぶことで、ヤリモクユーザーとの遭遇率を下げることは可能です。