
結婚相談所は「お金の無駄」?失敗する人の3つの共通点

結婚相談所での活動を検討中、あるいはすでに活動中のあなたが、「結婚相談所は「お金の無駄」ではないか?」「高い費用を払ったのに、結婚できなかったら後悔する」という強い不安を抱えるのは当然のことです。数十万円という決して安くない費用を投じるからこそ、「本当にその価値があるのか」「失敗してお金をドブに捨てたくない」と考えるのは、非常に賢明な判断です。
しかし、結論からお伝えすると、結婚相談所がお金の無駄になるかどうかは、サービスの質よりも「あなた自身の活動姿勢」と「相談所の使い方」で9割決まります。本記事では、結婚相談所に大金を払って「失敗した」「無駄だった」と後悔する人たちが持つ、具体的な3つの共通点を徹底的に解説します。この失敗パターンを知り、その対策を講じることこそが、あなたの婚活を「無駄な出費」から「未来の幸せへの確かな投資」に変える鍵となります。この記事を読み終える頃には、あなたの不安は解消され、自分が取るべき具体的な行動と、損をしないための戦略が見えているはずです。
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この記事を監修した人

婚活カウンセラー 木原藍子
大学卒業後、旅行会社に約15年勤務し、新婚旅行や海外国内ウェディングをご案内してきました。多くの幸せそうなカップルを見ていく中で、このような方を増やせたらと思い、結婚相談所の世界へ飛び込みました。前職で培った提案力や対応力を活かして、サービス向上に尽力いたします。
目次
「結婚相談所はお金の無駄」という意見が生まれる3つの理由
「結婚相談所はお金の無駄」というネガティブな意見の結論からお答えします。それは、「期待したリターン(成婚)が得られなかった」と感じるからです。これは、サービスの質や費用の高さ以上に、「かけたお金と結果のギャップ」が原因で生まれます。このギャップが生まれる背景は、主に以下の3点に集約されます。
期待したサポートが受けられなかった
高い入会金を払ったのに、カウンセラーからの連絡が少ない、質問への回答が遅い、親身なアドバイスがないなど、サポートの質が料金に見合っていないと感じるパターンです。特にデータマッチング型の相談所で、「アプリと大差ないのに料金だけ高い」と感じるギャップ不信につながりやすいです。
理想の相手と全く出会えなかった(成婚退会できなかった)
活動期間が長引き、月会費やお見合い料が嵩んで総額が高くなったにも関わらず、結果的に成婚に至らなかった場合、費用が回収できなかったと感じてしまいます。特にこだわり条件が強すぎる、または自分自身の市場価値を客観視できていない場合に起こりがちです。
受け身の姿勢で、行動量が少なすぎた
結婚相談所は「入会すれば結婚できる場所」ではありません。結婚相談所は「出会いの機会」と「プロのサポート」を提供する場所であり、最終的に成婚を掴み取るのは会員自身の努力です。自分からのお見合い申し込み数が少ない、お見合い後のフィードバックを活かさない、カウンセラーのアドバイスを無視するといった受け身の姿勢は、費用対効果を著しく低下させます。
結婚相談所で「お金を無駄にする人」の3つの共通点
結婚相談所の費用を「無駄だった」と感じてしまう人には、共通する行動パターンがあります。これから結婚相談所を検討する人も、すでに活動中だけどうまくいっていない人も、この3つの共通点に自分が当てはまっていないかを確認し、対策を講じることができれば、活動の効率は格段に上がります。
共通点①:活動に優先順位をつけず、「時間とお金」をダラダラ浪費してしまう人
- 特徴:
- 仕事や趣味を優先し、お見合いやデートのための時間をなかなか確保しない。
- 「気が向いたら」のんびり活動し、成婚目標期間を決めないため、月会費だけが積み重なっていく。
- 「活動時間が短いから出会いが少ないのは仕方ない」と、活動の停滞を環境のせいにしてしまう。
- 無駄になる理由: 結婚相談所の費用は「時間」との戦いです。月会費は毎月発生するため、活動が長引くほど総額コストが膨らみ、1回あたりの出会いのコストが割高になります。婚活を最優先に位置づけられないと、成果の出ないまま費用だけを払い続ける「浪費状態」に陥ります。
共通点②:カウンセラーのサポートを「ただ待つ」受け身の姿勢の人
- 特徴:
- カウンセラーからの紹介を待つだけで、自分からはほとんど申し込まない。
- お見合い後のフィードバックを求められても、具体的な改善点や感想を伝えない。
- アドバイスを受けても「自分には合わない」と決めつけ、行動に移さない。
- 無駄になる理由: 結婚相談所はチーム戦です。カウンセラーはあなたの活動状況やフィードバックをもとに戦略を練りますが、受け身の姿勢では情報が不足し、サポートの効果が半減します。自分で動かない人は、「出会いの機会」という相談所の最大の資源を活かせず、結果として「高い場所代を払っているだけ」の状態になります。
共通点③:「理想の条件」に固執し、自分自身の市場価値を客観視できない人
- 特徴:
- すべての条件(年収、ルックス、年齢など)を満たす「完璧な相手」を探し続ける。
- 自分の申し込んだ相手からのOK率や、自分に申し込んでくる相手の層を無視する。
- カウンセラーから「もう少し条件を緩和しましょう」と提案されても頑として受け入れない。
- 無駄になる理由: 結婚相談所はシビアな市場です。相手に求める条件が高すぎると、必然的に活動が長期化し、費用が嵩みます。さらに、自己評価と市場評価に大きなギャップがあると、時間だけが過ぎてしまい、成婚というリターンを得られず、最終的に「理想の相手にすら出会えなかった。お金の無駄だ」と感じてしまいます。
【費用対効果の見える化】あなたの活動は「無駄」か「投資」か? シミュレーションで撤退ラインを知る
活動が「お金の無駄」になる最大の不安は、「いつまで、いくらまで頑張ればいいのか」という終着点が見えないことです。ダラダラと費用を払い続ける状況を避けるためにも、客観的な数値で費用対効果をシミュレーションし、あなた自身の「撤退ライン」や「戦略見直しライン」を設定しましょう。
| 活動パターン | 初期費用(入会金など) | 月会費 | 活動期間 | 総額目安(初期費用+月会費のみ) | お見合い回数目安(月3回) | お見合い1回あたりのコスト |
| 短期集中(6ヶ月) | 15万円 | 1.5万円 | 6ヶ月 | 24万円 | 18回 | 約13,333円 |
| 平均的活動(12ヶ月) | 15万円 | 1.5万円 | 12ヶ月 | 33万円 | 36回 | 約9,167円 |
| 長期活動(18ヶ月) | 15万円 | 1.5万円 | 18ヶ月 | 42万円 | 54回 | 約7,778円 |
- ※注意点: 上記は成婚料、お見合い料(設定がある場合)、デート代、交通費を除いた、あくまで相談所への基本支払い費用の目安です。
- 【戦略見直しラインの目安】
- もしあなたが6ヶ月間活動し、毎月3回お見合いを申し込める環境(平均より少ない申し込み数でも可)であるにも関わらず、お見合いが合計6回未満である場合、それは「相談所との相性が悪い」か「プロフィールや写真に問題がある」可能性が高いです。その場合は、カウンセラーに具体的な改善策を求め、それでも状況が変わらない場合は、8ヶ月〜10ヶ月目を目安に乗り換えや休会を検討するのが、お金を無駄にしないための賢明な判断です。
【無駄にしないための行動チェックリスト】入会1〜3ヶ月目にやるべきこと
結婚相談所を「無駄な出費」ではなく「実りのある投資」にするためには、入会直後からの数ヶ月間が極めて重要です。この期間に積極的に行動し、相談所のリソースを最大限活用できたかどうかで、成婚までの期間と総額コストが大きく変わります。
婚活が長期化し、お金の無駄になったと感じる人の多くは、「何を」「いつまでに」やるべきかの具体的な行動指針を持っていません。これからご紹介するチェックリストは、あなたが活動をスタートした日から、費用対効果を最大化するために最低限実行すべき「行動レベル」の具体的なタスクです。このチェックリストを活動の羅針盤として、まずは最初の3ヶ月間、集中して取り組んでみてください。
| 段階 | チェック項目 | 費用対効果を最大化するための行動 |
| 入会直後(〜1ヶ月) | プロフィールは完成度100%か? | 写真:プロに依頼したものを複数パターン使用しているか。自己PR:カウンセラーの添削を最低2回以上受けているか。趣味や仕事観、結婚観について、具体的で前向きな言葉で書かれているか。 |
| カウンセラーとの連携 | 担当カウンセラーの担当会員数を確認したか? 月1回以上の定期面談(オンライン可)の予定を確保したか? 理想の相手の条件を3つに絞り込み、なぜその条件が必要かを言語化したか? | |
| 行動量(〜3ヶ月) | 毎月、規定上限まで申し込みをしているか?(迷ったら申し込む意識で) | 申し込み件数に対するお見合い成立率が10%未満の場合、プロフィールや申し込む層の見直しをカウンセラーに相談したか。 |
| お見合い・交際 | お見合い後のフィードバックを当日中にカウンセラーに伝えているか? 交際を断る際の理由を具体的に伝え、次の活動に活かしているか。真剣交際を意識したデート(将来の話、家族観など)を意識的に行っているか。 | |
| 相談所の活用 | 担当カウンセラーへの質問や相談を、週に1回以上(メールやLINE可)しているか?(不安や迷いを放置しない) |
懐事情に合わせた選び方ガイド:あなたの年収・予算で「無駄」を避ける最適プラン
あなたの年収や予算に応じて、最適な相談所の「タイプ」と「活動スタイル」を選ぶことで、費用対効果は劇的に改善します。料金体系やサポート内容が全く異なる3つのタイプ(仲人型、データマッチング型、オンライン型)を、あなたの懐事情に合わせてどのように活用すべきかを知り、予算内で最大の効果を出す方法を見つけましょう。
| 年収帯・予算目安 | 適した相談所のタイプ | 費用の無駄を避けるための活動戦略 |
| 年収500万円未満 / 予算総額30万円以内 | オンライン型・安価なデータマッチング型 | 戦略: 短期集中型。月会費が安価なプランを選び、6ヶ月以内の成婚を強く意識する。仲人型のような手厚いサポートに頼るより、自力で活動する分、アプリとの併用も視野に入れる。 |
| 年収500〜700万円 / 予算総額40〜60万円 | 仲人型(成婚料型)・一般的なデータマッチング型 | 戦略: 標準プランで十分。費用対効果を高めるため、カウンセラーの質を最重要視し、無料相談時に担当者の経験値や性格をしっかり見極める(第4項のチェックリストを参照)。 |
| 年収700万円以上 / 予算総額70万円以上 | 手厚いサポートの仲人型(月会費が高めの所) | 戦略: 費用を気にせず「時間効率」を最優先。カウンセラーに紹介を積極的に依頼し、質が高い出会いに絞り込む。高い費用を「時間短縮のためのコスト」と捉える。 |
「やめどき」「乗り換えどき」の明確な基準:お金をドブに捨てないためのレッドフラグ
「お金の無駄」を最も回避できる判断は、「無駄になり始めたタイミング」で潔く活動をストップしたり、相談所を乗り換えたりする勇気を持つことです。婚活が長期化するにつれて、精神的な疲弊も増し、客観的な判断ができなくなることがあります。
感情的ではなく、客観的なデータに基づいて「続けるべきか、見切りをつけるべきか」を判断できる明確な基準を知っておきましょう。この「レッドフラグ」の基準を知っておくことで、ずるずると月会費を払い続ける事態を避け、新たな戦略に切り替える判断を躊躇なく行えるようになります。
| レッドフラグ(危険信号) | 状態が続いた場合の判断目安 | 対策と行動 |
| 活動6ヶ月以上でお見合いが合計6件未満 | 戦略見直しのサイン | プロフィール、写真、申し込みターゲット層の3点を徹底的に見直し、それでも3ヶ月改善がなければ乗り換えを検討。 |
| カウンセラーとの連絡頻度・質 | 質問への返信が2日以上遅れる状態が1ヶ月以上続く。定例面談が3ヶ月以上ない。 | まずは相談所の運営元に担当変更を依頼。変更後も改善がなければ解約を検討。 |
| 提案内容の質の低下 | 相談所からの紹介や提案が、入会時と比べて明らかに質が低い・条件が全く合わない状態が続く。 | 相談所の会員データベースの質と自分の条件を再照合し、他の相談所の無料相談を受けてみる。 |
| 精神的な疲弊 | 婚活のストレスで、仕事や日常生活に支障が出始めた場合。 | 即座に休会を申し出る。休会費用を確認し、婚活から完全に離れる期間を設ける。 |
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結婚相談所と他の婚活手段との総コスト比較:時間と機会損失の価値
「マッチングアプリの方が安いから、相談所はお金の無駄」という単純比較は、時間や精神的負担といった、お金には変えられないコストを見落としています。婚活における真の「無駄」とは、時間とお金の両方を浪費し、成婚という結果から遠ざかることです。
アプリや婚活パーティーをダラダラと使い続けることは、一見安価に見えますが、最終的な成婚までの「総コスト」を考えると、必ずしもお得とは限りません。特に「時間」は、将来のライフプラン(出産など)を考慮すると、金銭以上の価値を持ちます。成婚という目標達成にかかる「時間コスト」を含めて比較することで、結婚相談所が「結果にコミットするための投資」であることが理解できます。
| 婚活手段 | 成婚までの平均活動期間* | 成婚までの総コスト目安(活動費+交際費) | コストの内訳と最大の無駄ポイント |
| マッチングアプリ | 2〜3年 | 10万円〜30万円 + デート代 | 無駄ポイント: 相手の真剣度の低さによる「時間と精神力の浪費」 |
| 婚活パーティー | 3年以上 | 10万円〜20万円 + 参加費+デート代 | 無駄ポイント: 質の高い出会いへのコミットが低いことによる「機会損失」 |
| 結婚相談所 | 1年〜1年半 | 40万円〜70万円 + デート代 | 無駄ポイントを回避する方法: 短期集中で活動し、カウンセラーのサポートを徹底的に活用する。 |
- 参照データ:厚生労働省「2021年度の婚姻の状況」や各社調査をもとに推定。
- 結婚相談所は費用が高い代わりに、「相手の結婚への真剣度」「プロのサポート」「出会いの質の担保」という、アプリやパーティーでは得られない価値を提供することで、「時間の無駄」と「精神的疲労の無駄」を大幅に削減できるのが最大のメリットです。
「結婚相談所はお金の無駄」に関するQ&A
- 「高い相談所=サポートが手厚い」は本当ですか?
必ずしもイコールではありません。料金が高い相談所は、会員数が多い、サポート人員が多いなど、サービス基盤がしっかりしている傾向はありますが、サポートの質は最終的に「担当カウンセラーとの相性」に大きく左右されます。高い料金を払う前に、無料相談で必ず担当者の対応(親身さ、提案力など)を見極めましょう。
- 活動期間が長引いて費用が嵩むのが怖いです。短期で成婚できるコツは?
短期成婚の最大のコツは、「最初の3ヶ月で集中してPDCAを回すこと」です。具体的には、毎月規定上限まで申し込み、お見合いを最低でも月に2〜3回こなすこと。そして、お見合い後のカウンセラーへのフィードバックを元に、次の戦略(プロフィール修正、ターゲット層の変更など)を即座に実行することです。短期集中型プランを選ぶのも有効です。
- データマッチング型の相談所は、マッチングアプリと比べて何が違うのですか?
大きな違いは「会員の真剣度」と「公的な独身証明」です。データマッチング型でも、入会時には独身証明書や年収証明書(男性)などの提出が義務付けられています。そのため、アプリにいるような「遊び目的の人」や「既婚者」はほぼいません。料金は高いですが、「安全で真剣な出会いの機会」を買っていると考えられます。
- 成婚料がある相談所とない相談所、どちらがお得ですか?
どちらがお得かは、あなたの活動スタイルによります。成婚料がある相談所:カウンセラーの成婚へのコミットメントが高まりやすい傾向があります。短期集中で確実に成婚したい人におすすめです。成婚料がない相談所:初期費用や月会費が比較的高めに設定されていることが多いです。活動が長期化しても総額を抑えたい人に向いています。
- 年収が低くても、結婚相談所は無駄になりませんか?
無駄にはなりません。ただし、「活動のターゲット層の見直し」と「オンライン型などの低コストプランの活用」が必須です。年収だけで結婚相手を決める人は一部です。あなたの魅力(性格、趣味、価値観、将来性など)を最大限アピールするプロフィールを作成し、費用対効果の高いオンライン型なども活用して、賢く活動すれば無駄になるリスクを抑えられます。
まとめ:結婚相談所は「無駄な出費」ではなく「幸せへの投資」と捉える
この記事を読んで、結婚相談所が「お金の無駄になるかどうか」は、サービスそのものの料金ではなく、「あなたがそのサービスをいかに使いこなせるか」、そして「あなたの懐事情と活動スタイルに合った相談所を選べているか」にかかっていることを理解していただけたかと思います。
結婚相談所は、あなたの理想の相手を見つけ、成婚という結果に最短距離で導いてくれる「時間と労力を節約するためのツール」であり、未来の家族を築くための「最も確実性の高い投資」です。
もしあなたが今、「お金の無駄かも」という不安を抱えているなら、まずは今回ご紹介した「失敗する人の3つの共通点」に当てはまっていないかを確認し、チェックリストやシミュレーションを参考に、ご自身の活動状況を客観的に見直してみてください。そして、一歩踏み出して、複数の相談所の無料相談に行き、あなたにとって最適な「費用対効果の高いプラン」を見つけましょう。
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