デートの支払い時に気を付けたいこと
デート中の支払いは誰もが気を遣う点でしょう。今や割り勘で済ませることは常識です。
男性が全額支払うべき、女性はおごられて当たり前という考えは一昔前のスタイルであり、今の時代には相手との関係性を終わらせるきっかけにもなります。
相手の年齢や年収、職業にかかわらず、お互いが平等に負担をするよう心掛けておきましょう。
基本的には完全に割り勘ができる態勢を整えておく
デートの予定があるときは、そのプランに見合っただけの予算を準備しておきましょう。食事だけ、映画、ドライブ、日帰り旅行と内容によっても都度金額は変わります。
持参する費用はできれば現金であればなお理想的です。今やクレジットカード決済は当たり前ですが、クレジットカードで相手が決済をした場合、自分の分の費用を渡すには現金でなければならないからです。
現金の持ち合わせがない場合、後日手渡しをすることになりますが、決して相手からの印象はいいものではないでしょう。
もし急なプラン変更や持ち合わせの金額が不足してしまった場合は
- 自分が負担すべき金額
- 次に会える日程
を確認し次回支払うことを明言しその場をしのぎましょう。
ガソリンの給油など明確な割り勘が出来ない、自己負担金額がわからないという場合は、
- 給油は車の所有者に任せ、別の出費を負担することで補う
- 給油金額の一部をその場で支払う
という方法がスマートで好印象です。別な出費で賄う際は、その支払いがガソリン代の充当分である旨を告げておくと、お互いの誤解や不快感を防ぐ効果があります。
レジ前で財布を出すよりも、ひと声かけるだけの方が好印象
店によっては複数での利用を別会計に出来ることもあります。しかしデートでは別会計をあえて避けたい場面もあるでしょう。
レジ前、周囲の目がある場所でお互いが財布を出すことが恥ずかしい、クレジットカードで支払いたいなどという場合です。
そのような場合はあえてその場で財布を出すことはせずに、自分の分は店を出た後に改めて渡すことを相手に伝えましょう。
こうすることで、相手も
- 全額おごるのではないか?
- 支払う意思がないのではないか?
- 男性が支払うことが当然と考えているのではないか?
という誤解を抱かずに済みます。
その場では
「ありがとうございます。外で私の分をお渡しさせていただきます。」
「ごちそうさまでした。私の支払い分は後で…」
などと伝えておきましょう。
もちろん場合によってはその場でお互いが出し合うことが好ましい場面もあるので会計が終わるまでその場を離れずにいることも大切です。
男性の場合は女性から「あとで支払います」「金額は?」と聞かれた場合、無理に遠慮をして支払いを全額引き受ける必要はありません。
金額を伝え、後でもよいこと、この場で支払って欲しい旨を明確に伝えましょう。
もし記念日や特別な席、自身で全額支払う予定で訪れている場合はその旨を明確に相手に伝え、先に店外へ出ているように伝えましょう。
先に出ていてもらうことで、相手に金額を知られずに済むからです。せっかく全額負担をするのであれば、金額も伝えずにその場を終えることがもっともスマートです。
破局する際にこれまでの費用を請求するケースも
実は婚活におけるトラブルに交際中の費用に関する内容が多々あります。
もっとも多いのは交際中に男性側が全ての費用を支払い、高額なプレゼントを購入していたものの、女性側から交際を断られ、これまでの費用を請求したいと言われるケースです。
女性側の意見で多いのは
- 性格の不意一致
- 親との同居は無理
- 結婚の条件が合わない
など様々で決してこれまでの金銭に関係のないことが破局の理由です。
しかし男性側は恋愛感情と金銭を同一視してしまう傾向があり、まるでこれまでの支払いを結婚へ向けた投資と考えてしまうのです。
このケースは意外にこじれてしまうこともあり、決してスムーズに交際解消にいたらないこともあります。中には初めてのデートで食事をおごったことが原因でトラブルに発展することもあるほどです。
交際期間中はまだお互いに今後のことを見極めてゆきたい時期です。考えが変わることも当然あります。
お金が原因で余計なトラブルが生じないよう、割り勘であることを基本と考えておきましょう。
決して無理をしない、背伸びをしないことが大切
婚活中のデートでは決して無理をしないこと、背伸びをしないことも心がけておきましょう。特に経済的な面での無理は禁物です。
- プレゼント
- 食事
- レジャー
- 送迎
などもちろん相手は喜ぶでしょう。でも必ずしもこれらの喜びが愛情に代わり、結婚への後押しになるとは限りません。
クレジットカードを使いその場を乗り切ることができてもこの先に結婚式、新婚旅行、新居など様々な課題が待ち受けているからです。
相手と対等な関係性でいたい、困った時には助け合える関係でいたいと思い、そのような相手と出会いたいのであれば、今の自分のままで共に過ごせる相手を見つけることが大切です。